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<<シェーネの庭の恵みを食う日々是好日>>
2021年12月(ジャム作り)

 


今年もこの時期「柚子」が完熟して来ましたので
ご近所の方やお好きな方達に一部をお裾分けし、
残りはジャム他の加工品を作り利用します。
掲載写真:
1 完熟した柚子(この樹は「花柚子」ですので
「本柚子」より実は小さいですが多収穫で
「本柚子」に負けないくらいさまざまな料理に利用出来ます)
2、柚子胡椒:私は「青柚子状態」では作らず、
香りが良くなるので必ず完熟するのを待って
「韓国産の青唐辛子」と共に柚子胡椒を作ります。
ただ生のまま使いますでので、腐りやカビ防止のために
大量には作らず冷蔵保存しても最大期間1ヶ月くらいで
消費出来る程度の量にしています。
3、柚子ジャム:私は蜂蜜を利用し砂糖は控えめにしています。
4、マイヤーレモン:今年は摘花して花数を減らしましたので、
実の収穫は少ないですが、その分実が大きくなりました。
もう少し完熟するのを待って、
今年は「マーマレイド」を作る予定です
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<<2021年7月 シェーネの庭の恵みを食う日々是好日>>
(夏から秋に向けて「食材」としての活用の始まり、、、、)

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6−7月の大雨により各地で続出した大惨事がいまだ
危ぶまれている中で、日本列島もようやく梅雨明けが、
始まろうとしている。
シェーネの庭は、気になりながらも手付かずに過ごさざるを
得なかったため、
「ヤブカラシ」「カラスウリ」などのツル性植物をはじめ、
「スズメノカタビラ」「メヒシバ」「エノコログサ」
「カヤツリグサ」「クワクサ」などなど雑草達が
庭中に繁茂して、花木達に絡みついたり、日陰を作つたり
成長を阻害し始めて来たので雑草もまた「生命」と
常々考えている私ではあるが、
流石に一部伐採もやむ無しとなった。
気がつけば、各種のハーブなどもしっかり成長している。
因みに、かつて若い頃に
水上勉が、京都の禅寺で修行した時の体験を綴った
「土を喰う日々」という本を
読んだ時に大いに感銘して、「そうだいつか、自分も
それなりの年齢になたら、呪縛や束縛から自由になり
土と共生して自然の意のままに淡々と生きていくのだ、、、」
と心の奥底にしまい込んできたのだが、
今、その事をようやく果たせる年齢になっても、
まだまだ未熟な故に
多くの邪念に押しつぶされそうになりながら悶々と
日々を過ごしている。
シェーネの庭の植物達も、出来るだけ自然体に
育つように心掛けているが、
市街地の中での育成には様々な障壁があり、
そう易々とは思うにまかせない。
ただ近頃は、この庭の恵みをしっかり見直して、
子供の頃より他の兄弟達に比べて
「虚弱体質」であった自分自身の滋養になる植物達を探して
「料理」という人間のみに授けられた知恵と知力と工夫を
駆使して初めて活用、成し遂げられる極めて
「創造的な世界」の奥行きと幅を広げ「日々是好日」の
精神の無限大宇宙へ
踏み込みたいと考えるようになっている。
掲載写真
ハーブ達:
1、ミョウガ:茎元から花が咲き始めました。今年は、
例年になく増えて
大収穫が予想されこれから様々な料理の食材
として利用出来ます。
2、ミツバ:もう何年もミツバを購入したことがありません。
非常に生育よく手のかからないハーブです
3、シソ:一部刈り取らずに育て秋以降、花を付け
実となりしっかり熟してきたら
種を日当たりの良さそうな場所や鉢にばら撒きしています。
毎年この時期には、庭中に繁茂するので
食材として利用しています
4、ドクダミ:一般家庭では、とかくに「厄介者」として
扱われがちですが
花も可愛いし、「十薬」と言われ、古くから漢方薬として
利用されて来ました。
私は全草をよく洗い十分乾燥させた後、炒って
ドクダミ茶として利用しています
5、琉球ヨモギ:沖縄では、「フーチバー」と呼び万能生薬
として様々な料理食材として活用されています。
本土のヨモギよりエグくないので
食べ易いのです
6、バジル:一年草、毎年わずかの種から育てています。
花を咲かせないように
摘心を繰り返すと大きな株に成長します。
たくさん収穫出来るので
「バジルペースト」や「バジルクリームチーズ」として
大量に消費します。
いづれにしても非常に美味になるので、
ひと味アップの洋食食材として
とても重宝に活用しています
7、レモンバーム:多年草、特別な管理も不要で
光さえあれば程よく増えていくので
庭植えにしてもミントのようにやたら増えすぎる
ことがないので
是非植え付けを奨めます(水を入れた容器に挿して
朝日の差し込む台所の窓際に
置いて毎日水を変えるだけでも成長します。)
最近レモンバームとキャベツの組み合わせが
意外なほど合うことを知りました。
8、エキナセア:キク科の多年草 ここ1−2年で増やし
始めたばかりなので
まだ具体的に食材として活用しておりませんが、
もう少し増えたらティー
として活用予定です

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<<2020年1月 柚子胡椒>>



令和元年の年末に収穫した庭のたくさんの柚子の
一部利用して、正月になって、
今年は、例年のジャム造りでなく
柚子胡椒を作ってみました。
柚子・青唐辛子・塩・日本ミツバチのの蜜
(従姉妹から今年も頂いた貴重なハチミツです。)
を使いました。
柚子はわずか30-40個ですが、かなりの量の
柚子胡椒が出来ました。非常に新鮮で
佳い香りとピリ辛です。1週間ほど冷蔵庫で
寝かして完成です!
●我ながら、大変美味しく出来たとほくそえんでいます。
小匙でわずかに加える
だけで肉・魚他ほとんどの料理が、
一段、格上の味になり、はまりそうです(*^-^*)
サンジンさん(山の神)も、お気に入りです!
ただ塩分の摂り過ぎにならないように
注意が必要です!
利用した皮をむいた後の柚子の色つやが
非常に美しいのでパチリ!この柚子の
絞り汁は、他の料理に使い絞つた実は、
網に入れてゆず湯として利用し
無駄にしません
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2018年の秋 <<シェーネの庭の”秋本番” 久しぶりの大収穫>>
例年、ご好評のシェーネの庭の東西両方の柿の木の実が、
ここ10数年見られなかったほどの
大豊作となっています。
昨日までに、およそ6割ほどを収穫
いたしましたが、まだたくさんの実をつけています。
今年は、又、優に1500個を超える実の収穫が、
予測されます。
11月中旬~下旬位までに
ご来廊いたいた方達には、ご賞味して戴くだけでなく、
「お土産としてお持ち帰り」も可能と存じます。
柿を好物とされる方!大歓迎です!
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<<レモンバームのハーブティ>>

シェーネのメイン庭では、バラ達を植栽している場所の付近に
植えてあるレモンバーム達がここ数年やたらと増えて来た。
もともと、庭の花を観賞する際にハーブ達に接触すれば、
ほんのり、その香りが立ち上がるだろうと期待して
さまざまなハーブ達を植えてきたのです。
時が過ぎて、このレモンバームにとって、余程この庭の環境が
性に合ったのか、今や他のハーブを凌駕して増殖して
しまっている。
そこで今年は(2016年)大量に処分するために、久しぶりに
ハーブティを作ることにしました。
刈り取った、レモンバームの量が大量であったので、大きな茎を
除き、葉と茎を集めて、軽く水洗いして、日陰で乾燥させます。
手で適量をつまんでティーポットに入れます。
その間、沸かしておいた熱湯をポットの中に適当量注ぎ、
5分ほどそのまま放置して、そこそこ色が付いてきたら完成!


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<<シェーネ柿で作る「柿の葉寿司」・・もどき?>>

シェーネでは、秋に収穫するこの庭の柿の実は、差し上げた方達から
「シェーネ柿は、とても美味しい!」とお褒めの言葉を毎年
たくさん頂戴しておりますが、柿の実の収穫時期の到来を
楽しみに待っていただいている方達のためにも、又常日頃
お世話になっている方達に 一年の義理をわずかながらも、
お返しするつもりで、東西2本の大きな柿の木の成長を
見守り、手入れしてまいりました。しかし、これまで、
柿の葉を食材として利用した事は、ございませんでした。
先日、テレビ番組で奈良県の家庭では、「柿の葉寿司」が、
ごく一般的という情報を知ってから、2016年6月初めて、
シェーネの主も「柿の葉寿司もどき」を作ってみました。

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1、柿の葉の柔らかそうな大きなものを選んで、
しっかり裏表、水洗いした後、キッチンペーパーで
水気を良くふき取ります
(柿の葉を塩水につけておいて、柏餅の柏の葉のように柔らかく
包みやすいようにする方法もあるようですが、主は、色どりと、
香りを楽しみたいので、このまま包み込むことにしました。
そのため寿司飯をスッポリ包み込むことは中々出来ませんが、)


2、用意した寿司飯(通常の寿司飯よりやや甘めにしました)と
ネタ(今回は、主の好みで鯛とホタテとサーモンで試みました。
ネタは、鯖が世間では、一般的の様です)粗塩を振っておきます。
鯛とサーモンは、やや塩気が強いほうが良いと思います
3、寿司飯30~40グラムくらいを握り、ネタを載せて
柿の葉で巻き込むように包み込み、葉の結び端を下にして
容器に詰めて、平たい板をかぶせて、
上から結構重い(3~5kgくらいか)重しを
寿司に均等に当たるように載せながら
圧をかけて、半日くらい置きます。



4、出来上がり!
本当においしいですが、一つの握りが小さいので、
ついいくらでも食べてしまうことになります。
体重が気になる方は、ご用心です!

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<<イタリアンパセリのペースト>>

イタリアンパセリが2016年はかなり収穫出来たので、オリーブオイル
とニンニクを使ってペースト状にして保存食にしました
1、イタリアンパセリの茎は、出来るだけ除き、葉を利用します
2、水洗いした後、しっかり水気を取り除きます
3、イタリアンパセリとほぼ同量のバージンオリーブオイルと
ニンニク2-3片を粗みじん切、クルミ適量を軽く押しつぶし、
(好みで松の実、南京豆などのナッツ類でも可)
岩塩少々
4、フードプロセッサー内に、上記のものを投入し攪拌
滑らかになったら完成



完成したイタリアンパセリのペースト
いろいろな料理の食材として利用します。

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<<梅ジャム作り>>


毎年、シェーネの庭の梅の実は、3kg~5Kgほど収穫出来ますので
これまで、梅干あるいは、ミキプルーンに漬けけ込んだジュースや下の写真のように単純なジュースなどを作って
夏の清涼飲料用に利用しています。



2015年6月は、シェーネの庭の梅は、約5kgの収穫でした。
例年のように梅干やプルーン・ジュースを作ることをせず
「氷砂糖と蜂蜜」を使い上の写真の通り
単純なジュースにしてみました。
2015年は別個に、小田原生まれの友人Uさんからも、ご実家の
曽根梅林(梅農家)で育てられた樹成のまま完熟した南高梅
をいただき、あまりに香りがよいので、
早速、梅ジャムにしてみましたら、極めておいしいジャムが出来、
家族達から大好評でした。(写真無)
今年(2016年)もUさんが、ご多忙の中わざわざ
当宅まで届けてくださいましたので
頂戴した南高梅(昨年より少し若いです)やはり1kg強ほどを
ジャムにしたのが、以下の写真です


1、梅をきれいに水洗いし、よく水けをキッチンペーパーで拭き取り
総ての梅のヘタを取り除き、中の種と果肉を分けて果肉のみを
使用します。
(若干青梅が入っているほうが、出来上がりは、よりゼリー状に
なりますのでお好み次第で適宜青梅を利用されるのも良いと
思います。)
2、今回は、果肉をジップロックに入れて冷凍させてから鍋に
投入しました。


3、梅1kgに対して三温糖は60%(600g)位使用します。
梅入りの鍋に投入した後2時間」ほど放置しておきますと、
冷凍の砂糖が溶けて浸透します。その後
中火で焦がさないように時々かき混ぜながら煮込みます。
4、好みの甘さにするためにさらに砂糖を加えて、好みの甘さに
なったら終了です。
5、ジャムの粗熱が取れたら、用意した熱湯消毒済の瓶に詰めて完成です。
おおむね1kgの梅で、下の写真ほどの量が作れます。


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<<柚子ジャム>>


この庭に植栽して、3年目くらいから立派な実をかなりつける
ようになった柚子!
2017年2月からジャムを作り出しました。上の写真が収穫して
(約2kg)から作ったジャムです。作り方は、梅ジャム作りとほぼ
同じ要領で作れます。柚子の場合は、果汁と分けた種はお茶パックに
入れてとろみがついいてくるまで一緒に煮込みます。砂糖は
三温糖は使わず、色がきれいに仕上がるので、白砂糖を利用します。
又、ゆずの剥いだ皮の裏の白い部分は完璧に剥ぎ落さずに少し残します。
これはとろみをつけやすくするためです。
梅ジャムより簡単で、2時間ほどで完成です。

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<<番外編・ローズマリーの香りをつけたオリーブオイル>>


乾燥ローズマリー
「音楽家のいる村」の象徴であるト音記号風に仕立てた
(そのうち、つる性植物をへ音記号かハ音記号風に仕立てて
みるのも一興か??・・・)
このローズマリーは、近くのバラの肥料が効きすぎているせいか
ここ何年も花はつかず、葉ばかり繁りますので
夏場に刈り込みますが、今年は、いつものように
軒先に吊るして乾燥させるのではなく、ご覧のように
刈り込んだ後、大きなザルいっぱいになった新芽をよく水洗い
した後、水気を切って3~4回ほどに分けて電子ランジで
600Wで4分間乾燥させて 葉のみをほぐして取り分けた写真です
極めて少量になりますが自然乾燥させた時よりも断然色が
美しいです。
この後、あらかじめ用意しておいた熱湯消毒をしてある
ガラス小瓶2本にこのローズマリーそれぞれ振り分けて詰め込み、
毎年保存します。オリーブを使う肉や魚を炒める料理にほんの
少しつまんで利用しますとなぜか、一段と素材の旨みが増します。
(人によっては、900Wで2分、或いは700Wで3分などと
いうことがまちまちですが、、、要は、葉の量と手で触った時の
乾燥具合を見て決めれば良いのだろうと思います!
レンジの中がローズマリーの香りで充満されてレンジを使う
たびになんとも清々しいのもきっと、気に入りますよ!)
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【参考】 一部の生葉は、お茶パックに入れて
初めからバージンオイルに
浸けた瓶を作り3週間くらい冷蔵庫で寝かし、香りが移った頃、
パックを除いてオイルを利用することも出来ます。この方法は、
時間をかけずに、手間なく作りたいという方向きです



上の写真は、3週間ほど過ぎて香りが移った
オリーブオイルとローズマリーの詰まった袋を
取り出したものです
この移り香のオイルは、乾燥葉を使ったときよりも断然芳醇です