奧田 聰の「スポーツ・ひとつの目」

奧田 聰の「スポーツ・ひとつの目」

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2022年9月5日
”凄いね!村上!遂ににやりました!”


2022年9月13日 ヤクルトの村上宗隆が
神宮球場での対巨人戦で
巨人エースの菅野から54号
そして9回裏には、左翼席に
史上5人目の55号本塁打を
今季巨人で唯一光る抑えの大勢から放ち、
ついにあの王貞治に並びました!
試合は、岡本を始め両チームのホームラン争いという
壮絶な戦いの中巨人の辛勝で兎にも角にも
終わりましたが、私の様な今季の優勝を諦めている
巨人ファン達は恐らく勝敗の行方よりも本日の試合は
この偉大な記録達成を固唾を飲む想いで観戦していただけに
ヤクルトファンと同様大拍手で賞賛したのです!
村上の今季は、既に5打席連続ホームラン、交流戦のMVPを獲得し
この後入団5年目にして三冠王の史上最年少達成
バレンティンの年間60本塁打記録をも塗り替えることに
なりそうです!
近年日本のプロ野球界は「投高打低」と言われていますが
今年は佐々木朗希の完全試合を始め東浜、今永、山本由伸、
ポンセがノーヒットノーランを達成
9回終了まで完全試合を演じた大野雄大などなど投手陣の
活躍が一際目立っています!
どんなに劣勢の状況下でも強打者の9回裏の一発逆転勝利こそが、
ファン達が期待する「喜びの醍醐味」ですから
数あるスポーツの中でも野球の面白さが一頭地を行く
大きな魅力と言えます!
そんな中で今年それを実践しているヤクルトの村上は、
米国で歴史を塗り替えるだけでなくルールそのものを
変えさせているMLBの大谷の大活躍と並んで、
日本人の精神の高揚に
大いに寄与しているのです!
今の村上には、優秀な投手達が
内角攻めや変化球など頭脳的に最大限工夫して
どんなにいい投球をしてもヒットされてしまうことは、
今日の試合を見ても明らかです!
日本の野球界でも王、野村、落合と言ったレジェンドの
ホームラン王、三冠王達成者達を超える凄い選手が
登場したことにより
彼らの作った大記録が次々と海の向こうの大谷と同様に
塗り替えられていくに違いなく
野球ファン達は一様に今後の大きな楽しみと
期待でワクワクするのです!

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2022年7月27日
”金銀銅独占”


昨日で米国オレゴンでの2022年世界陸上競技大会が
感動の内に終了した。
今やオリンピックと肩を並べる
世界中のアスリート達の中でも陸上競技選手達にとって
垂涎の競技会なのである。(但しロシアとベラルーシ選手達
だけドーピング問題とウクライナ侵攻問題で
世界陸連から競技会に当分の間
出場禁止になっていることは残念であるが、、、)
いつも思うのだが、世界陸上の一流選手達を見ると
人間の骨格や筋肉というものが、
「美の極地」と言っても過言でない
鍛え上げられ方、健康的で美しい姿に
なっていて惚れ惚れするのは
私一人では無いだろう!
「走る」「飛ぶ」「投げる」の競い合い通じて
人間の体力が成せるギリギリの極地を今回も
世界新記録を始め様々な形で数多く感動的な
シーンを我々に展開してくれた!
わざわざ現地に訪れずとも映像や音声技術の革新的な
進歩のお陰で生々しい実況放映という形で、
エアコンの効いた快適な環境で
ビールやワインを片手にして
易々と世界最高峰のスポーツ競技会を鑑賞出来るなんぞは、
私の様な年嵩を重ねて来た
「無精者」にとってはなんとも嬉しい!
TBS系の関係者に感謝したい!
以下既に多くの人達が言及し少し長文になって
恐縮ではあるが
もう一度改めて今大会で私が特に感銘を受けた
競技と選手達を振り返りたい!
なんと言っても今回の最大の衝撃は、
「棒高跳び」である。
スウェーデン デュプランティスは、
あの鳥人「ロシアのブブカ」の世界新記録を既に
2014年に破っていたが
6m6cmで金を確定した後自己の持つ室内記録
6m20cmをも上回る
6m21cmというまさかの驚異的世界新に挑戦し
見事に果たしたのだ!
競技場全体が怒涛の様な歓喜と拍手で揺れ動くほどの
熱気で溢れ
正に今大会の有終の美を飾るにふさわしかった!
又「槍投げ」ではカリブ海の小国グレナダのピータースが、
世界新も見えて来る他を寄せ付けない圧巻の 90m超えを
繰り返したことも印象的であった!
更に女子では、米国のマクラフリンが、
400mハードルで、
日本男子記録保持者で2回の世界陸上銅メダル獲得者でもある
世界一の技術を持つと言われたハードラー「為末大」をして
感動させた50秒68という世界新記録樹立には目を見張った!
又、ジャマイカの陸上女王S.A.フレイザー・プライスと
S.ジャクソンの100m200mの金銀争い、
特に100mでは、E.トンプソン・ヘラーと共に
金銀銅独占したジャマイカには、
今や短距離界・世界最強国としての実力を
十分見せつけられた思いであった。
翻って日本人が、今回これほど躍進した大会も無いだろう!
大会初日から20km競歩で山西、池田が金銀を独占して、
日本人の活躍を予感させる好調な出足に
日本人のスポーツファン達は色めきだったのだ。
最終日には今回初の35Km競歩で川野が銀メダルを
獲得しアジア新記録をも更新した!
競歩が、今やかつてのマラソンに変わり
世界でも注目の強豪国になり始めている!
これにはどうやら理由が有り、
競歩選手達のレベルを上げる為に
競歩の世界的審判員を招き日本人審判員を
徹底養成して厳しい目で判定させることを通じて
選手達が「失格」に陥らない様な
世界的競歩技術を身につけさせる努力を懸命に
繰り返し選手達がそれにしっかり応える
科学的訓練を絶え間無く行って来たことによる様だ!
以下特に私が印象に残った日本人選手達の
活躍を羅列してみたい!
「女子槍投げ」では北口が、日本人初の銅メダルを
最後の6投目で見事に受賞するという快挙!
男子では久しぶりに出場したディーン元気が
予選82m超えたものの
決勝では今一つ力を出しきれず9位に終わったが、
今後の発展を予感させるものではあった!
100m ではなんと言ってもサニブラウンが
「日本人初の決勝進出」で
世界の最速ランナー達の中に分け入って
7位に入賞したのは、
まだ23歳という若さと恵まれた体格を考えると
次の大会に向けて
大きな期待を持たせるものとなった!
「走り高跳び」初出場で決勝に進んだ真野
そして「走り幅跳び」橋岡も予選て8m超え
首位通過した時は、
もしかしてと決勝でのメダルの可能性をも期待させたのだ!
なんと言っても
女子800m1500m5000mの3種目に無謀とも言える
チャレンジを果敢に実行した
日本では圧倒的な強さを誇る
田中希実の頑張りには
記録は本人が望むまでは至らなかっとは言え
スポーツファン達は、頭が下がる思いで
応援を今後もしていきたいと
思わせるものを抱かせたのだ!
団体種目では、
4×400m(マイルリレー)である。まさかの決勝進出!
優れた4人のメンバーを揃えることが
至難のあの過酷な400mで
佐藤、川端、ウォルシュ、中島という史上最強の
メンバーを擁して
3分を切るアジア新記録の快挙で4位に入ったことは
日本人では無理と思われていた事が、
実現可能なのだと思わせた瞬間であった!
最後にかっての日本のお家芸「マラソン」である!
今回残念ながら2時間5分29秒の日本新記録保持者である
鈴木健吾がコロナの為に不出場となったのは
報奨金1億円を逃した事に続いて
またしても彼の不運を悔やむ思いである。
そもそも世界陸上が開催される事になったのは、
「1980年モスクワオリンピック開催時」前年の
ロシアのアフガン侵攻に
反対する西側諸国の国々と共に政府の判断でボイコットし
日本選手達も不参加となったのを契機に
1983年から始まった大会である!
1980年当時は日本マラソン界は、圧倒的な強さを誇り
瀬古利彦と茂、猛の宗兄弟と共に日本マラソン史上
最強の時代であった!
3人はオリンピックに向けて
奇しくも今回の世界陸上の地オレゴンでの練習で
最高潮に仕上げていた。
日の丸が3本揚がるのは必定と見られていただけに
日本国民は政治判断がスポーツに介入する不本意な決定に
一応に残念遺憾で諦めるしかなかったのだ!
もし2年後の1982年に世界陸上が行われていたとしたら
まだまだ世界に誇る力を彼らは温存していただけに
この三人で、参加出来なかったオリンピックの雪辱を
果たせたのでは無いかと
「タラネバ、、、」と言われても
私は今でも思うのである。
アスリート達にとって一年の違いは、極めて大きい!
その意味でも4年に一度のオリンピックでは、
肉体を酷使してギリギリの世界に生きる
選手達には長すぎるので2年に一度の世界陸上は、
最高潮に達した陸上選手達の
素晴らしいパフォーマンスを
我々は目の当たりに出来るので
興奮が止まらない!
世界を屈辱的に凌駕する「覇権主義」とは異なり
他国の人間を傷つけることの無くその見事さを
選手も観衆も巻き込んで称賛され
一国で「金銀銅独占」が許されるのは
唯一スポーツの世界だけの特権なのだ!

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2022年5月29日


”ラグビー・リーグワン:初代王者を決める決勝戦”


本日の国立競技場は、ラグビーのトップリーグに代わって
本年から始まった「ラグビー・リーグワン」の
決勝戦が行われ、死力を尽くした激戦の結果18対12で
「埼玉ワイルドナイツ」が「東京サンゴリアス」に対して
勝利を収めた。
トップリーグ最後の勝者がリーグワンの
初代チャンピョンに決まった。
両チームとも日本を代表する世界レベルの選手達が
ゾロッと揃った決勝戦は、
期待を裏切らない見応えある試合で、
正に鍛えられた肉体と明晰な頭脳を駆使する
「チームワークとスピードが勝負の男達の肉弾戦」
の極みであった。
「平和な世の中だからこそ成立する、品格あるスポーツ!」
の名に相応しい姑息な反則行為が微塵も感じられない
素晴らしい闘い振りに久しぶりに感動した!
21世紀に入って海外のトップレベルのコーチや、
選手達の加入により
劇的に日本ラグビーのレベルが向上し、
2019年の日本で開催されたワールドカップ決勝リーグに
駒を進めベスト8に名乗りを挙げ日本中を
沸かせただけでなく世界のトップグループに肩を並べ、
一気にラグビーファンが増えたことは、
すでにご承知の通りである。
17年続いたトップリーグ時代6度の決勝戦で
優勝争いを繰り広げ五分五分の戦績を残す
両雄相並ぶチームの戦いである。
「埼玉ワイルドナイツ」には、
アタックやスペースを活かす選手が多く
オーストラリアのNo1現役代表・100m10秒代の
実績の通り脚力にものを言わせ
今回前半初トライかと思わせる
コロインベテも昨年から加入している。
そしてすでに日本ファン達にも
良く知られた稲垣、堀江、竹山などなど
又「東京サンゴリアス」には、辻雄康の様に
フィジカルに強い選手が多く、
又ダミアン・マッケンジーなどは、177cm の小柄でありながら
ニュージーランド・オールブラックス代表の契約を
放棄してサンゴリアスに移籍して今回ゲームの流れを
見事に予測して迅速的確なボール捌きは、観客達を魅了した。
正にワールドカップを居ながらにして見る思いであった!
最近は、TMOというビデオ判定が各スポーツで
取り入られているがこの試合でも「トライ」かと思われたものが
これにより覆る微妙な判定を誰にでも納得させる役目を果たし
他のスポーツに比してラグビーでは、
どちらかと言うと常々観客達のブーイングが少ない方なのだが、
納得の判定となった。
リーグワンは、4つの実現すべきミッションを掲げている。
・ファンが熱狂する非日常空間の創造
・地元の結束、一体感の醸成
・日本ラグビーの世界への飛躍
・社会に貢献する人材の育成
今日の素晴らしい試合を目の当たりにした観衆達には、
そのミッションの実現への可能性を大いに
実感出来たことだろう!
かつては、日本の男の子達の多くが
野球選手になる夢を抱いたものだが、
翻ってサッカー界は、21世紀に入って
子供達(特に男の子)の人気を集め
将来プロ選手の夢を持つ子供達も増え、
若い有能な選手達を次々と輩出して来ている。
これはひとえにこの間の関係者達の様々な形の
努力と工夫の賜物であろう!
本日のラグビーの試合を見ても
観客の中に子供達の姿がまだまだ少ないのを見ると
関係者達がラグビーの活性化に向けて本格的に
取り組みはじめた記念すべき
本年本日の「リーグワンの世界的レベルに迫る
すぐれたプレーと迫力ある激闘の決勝戦」を契機に、
それぞれのチームが所属する各地域で
明日を担う子供達が一人でも多く
ラグビー選手になる夢への挑戦に
目覚めてくれることを
ひとりのラグビーファンとして切に希求するものである!

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2022年4月10日

”佐々木!伝説の金田正一を超える道への第一歩!!”

4月10日ロッテの佐々木朗希投手が初登板から何と
2年目で対オリックス戦で大々記録を打ち立てた。
日本プロ野球史上「完全試合達成者」は、1950年の巨人の
藤本英雄から1994年のやはり巨人の槙原寛己まで
僅か15人しかいない。
あの日本で唯一の400勝投手・伝説の左腕・国鉄の金田正一でも
プロ8年目24歳の時であった。
これまでの大洋の島田源太郎の記録をも破り
史上最年少の記録達成である。ルーキーとは思えぬ捕手松川の
リードも冴えて前人未到の連続13奪三振は、
昨年のオリンピックで大活躍した
三振しない男「吉田正尚」にすら球をほぼバットに
かすりさえさせなかったのは、
プロ野球界の度肝を抜く「令和の怪物」の評価を正に
本日不動のものにしたのだ!
最早彼には夢の170kmの球速記録達成、そして誰も
成し遂げていない2回以上の完全試合の
達成すら見えて来る。
あの甲子園での花巻東との決勝戦で故障予防のため
涙と悔しい「登板回避」を決めた國保監督の
判断からプロ入り後、
その天賦の才能を着々と短期間で
磨き上げて来たことにも敬服するが、
それを優る世間から特に注目されている
という体験と自身の生き方を見失わないことから
生成された強靭で不屈の精神力から産み出された
高揚感とが見事に融合し、ここに来て最高潮の域にまで
遂に到達して来たという感じである。
おそらく今後数年から10年は、致命的な怪我などない限り
史上初という記録が続々と生まれるだろうことを
思うと苦渋の道を選んだ関係者達の喜びも
又ひとしおであろう!
米国の野球のルールを1シーズンで大きく変えてしまった
大谷翔平と言い、今の日本プロ野球界はすごい選手が
続々排出して来て野球がますます
面白くなって来ている。
二人とも奇しくも東北の出身者であるという
ことにも惹かれる。
今日、投手の「先発「中継ぎ」「抑え」という
役割分担の中で、年間15勝も至難の技なので
金田正一の400勝などはるか遠い記録であろうが、
野球ファンとしては、二刀流の大谷には、
1シーズンで「ホームラン王と最多勝利投手」の同時受賞
佐々木には、金田の記録をも是非超えてほしいと
つい夢見てしまうのだ

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2022年2月17日
‘オリンピックへの思惑こもごも’


中国の北京での冬季オリンピックも終盤に差し掛かっているが、
現在、日本選手達も目覚ましい活躍振りで史上最大数の
メダルを獲得している。
幸いにして、心配されたコロナの蔓延の怖れは、
習近平の未来の政治生命を賭けた尋常でない程の徹底した
取締規制と防護政策によりほぼ完璧に抑え込まれ、
開催前後から世界中で湧き上つた
「中国の人権侵害問題」を取り上げた
「開催に異論を唱える非難の怒号」も
目下のところ多少の紆余曲折は見られたが、概ねかき消されて、
習近平とIOCの思惑通りに進んでいる様だ。
さらにここに来てフィギュアのロシアのワリエワ選手の
ドーピング問題の浮上でマスコミの関心事は、
一気にドーピング疑惑の解明一色に変貌してしまっている。
北京オリンピック船は、洋上で舳先を順調に
進めている感がする。
ドーピング問題の様々な議論や対策は、既にマスコミで頻繁に
取り上げられているので改めて言及する積りは無いが、
様々な世界大会の中で「オリンピックという
スポーツ選手達の夢の最高舞台」で、
近年は特にメダル獲得という快挙は、選手は無論、
選手のパフォーマンスを最大限に発揮させようとする
コーチや医療、科学分析スタッフ達にとっても
大きな名誉に繋がることは確かである。
メダリストを輩出させた事による功績は、その後
関係者本人の能力もさらに高く評価され経済力向上に
直結する事もまた真実なのである。
ロシアの様に試合結果をあからさまに金と地位権力に
リンクさせる国や人間達は少ないが我が国を含め
他国でも皆無とは言えない。
姑息な手段を使ってでも
オリンピックで選手にメダルを取らせたいと考え、
露見し難い巧妙なドーピング違反を画策する輩がいる以上
無垢な優れた才能を持つ少年少女達が、
今後とも黒い魔の手の犠牲者となり、
本来受けるべき栄光を失い人生を棒にする
可能性があるといえる!
要は、オリンピックに限らずスポーツ分野では特に、
優勝者とそれに準じる者達にしか、政財界、マスコミなどで、
スポットが与えられず経済的にも精神的にも
恵まれることが皆無に近いことにもよるのだろう!
因みに私の従姉妹の嫁ぎ先の親族で、過去3回
冬季オリンピックのアルペン「回転と大回転」の
日本代表選手として出場した者がいるが、
残念ながら結果はメダルには届かなかった。
日本は、アルペンでは、猪谷千春さんの銀メダル以来
誰もメダルを手にしておらず
ヨーロッパの選手達には遠く及ばない事もあるが、
華々しく活躍する人物以外には
注視することの無いマスコミの常として、当然ながら
アルペン種目の選手達がTVなどで登場する事もなく
勿論話題にもならないので
関係者以外ほぼ日本国民達は、彼らの名前すら知らない。
当の本人は、現在地元で子供達にスキーを指導したり
次の優れた後継者を育てる為の地味な活動を続けている。
今回、不運にもメダルを逃した羽生結弦さんや高梨沙羅さん他
多くのオリンピアン達!へ
あなた達は日本国民の僅か0.001%にも満たない超優秀な
能力を持った偉人なのです!
私の様な凡人から見るとオリンピアンとは、
とてつもない雲の上の超人なのです!
今回の結果に関わらず胸を張って帰国し、
次の挑戦機会へ向けた精進と
未来のオリンピアンの育成のために
ぜひ貢献してほしいと願うだけです!

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2022-1-3
“なんと言っても正月のお楽しみスポーツはこれ!”



先ずは兎にも角にも今年も元旦から
ニューイヤー(実業団対抗)駅伝やラグビー、
サッカー等々の試合をこのコロナ禍の中、
「正月限定の旨い日本酒」に舌鼓を鳴らし
ほろ酔い気分でぬくぬくとTV観戦出来る安穏な年初を
迎えることが出来たことに
私は神に感謝しなくてはならない!
日頃から鍛錬され磨かれた美しい肉体と卓越した
技術的パフォーマンスにより互いに競い合う選手達の
素晴らしい活躍を見られる様々なスポーツ観戦は
ほぼ競争を目的としない他の優れた芸術文化から受ける
精神的高揚感とはまた別格の感覚で私は満たされる。
時として私の身を音楽的なグルーブ感にも似た
感覚で包んでくれるからだ。
特に2日早朝から開催される「箱根駅伝」は
その最たるものである。
テレビから流れてくる早口と興奮気味の報道が聞こえてくると
覚えずテレビに釘付けになってしまうのだ。
思えば「日本マラソン界の父」金栗四三達が世界に通用する
マラソンランナーを育成したいという思いから提案し
1920年当初4校から始まった「箱根駅伝」は今年で98回目を迎え
関東学生陸上競技連盟に加盟する135校を超える大学の中から
前年度シード校10校と予選会順位通過の10校と
個人成績順に選ばれ組まれた学連選抜の1チームの
21チームで競われている。
この伝統ある「箱根駅伝」が正月早々に開催されることに
大変意味があると私は考えている。
春秋に富んだエネルギッシュな青年達が、仲間に襷を
繋ごうと懸命に走るひたむき必死な姿を見ると
多くの日本人達は未来に向けて「よし自分も頑張ろう!」
という英気と熱情が湧いてくるのだ。
さらに言えば、全行程10区の各区でチームの最終結果とは別に
昨日まで誰も知らない選手が、その区間で大記録を産み
もしくは大活躍することで
たちまちヒーローに躍り出る機会が持てることは
大学卒業後どんな分野に進もうとも
将来その青年の精神作用にとって大いなる意味を
持つものと思われる。
然るに本年はと見ると、
すでに多くの人達がご存じの通りであるので詳細は避けるが、
16人の登録メンバー全員が1万メートル28分台の記録を持つ
「青山学院」の圧倒的ぶっち切りの強さで往路復路共に
総合優勝し前人未到の大会新記録の大記録を打ち立てた
ことを賞賛したい!
2004年に監督就任以来1915年の初優勝から今度で
6度目の優勝を果たし「青山学院大学」の名を
「駅伝強豪校」として各大学の目指すところに押し上げた
原監督の「選手の特徴と良さ」を引き出す優れた采配と
手腕にも大いに拍手を贈りたい!
そしてこの青山学院大学に学び、それまでシード校に入ることも
難しかった東京国際大学、創価大学、國學院大学、
帝京大学などなどが好成績を収めたことにも注目したい!
今年ほど往路復路共に各区間で順位が目まぐるしく
変化した戦いは珍しく見るものを
本当にワクワクさせた。
2位に入った順天堂、昨年劇的な大逆転で優勝した
駒澤大学が惜しくも3位に、そして4位の東洋大学、
1区で15年ぶりに区間新記録を打立てた吉居の頑張りに
応えるように久し振りに6位に入った中央大学など
僅差の中で強豪校が久し振り本来の力が戻ってきた
ことも嬉しい!
このように強豪大学や新興の大学が間違いなく
その格差を益々縮めているのが分かる大会であった。
それもひとえに、近年の学生気質に合わせて
前近代的な上から目線の強圧的指導にのみによらず、
さりとて
怠け癖やすぐに諦めてしまう癖、我儘傲慢な態度を
つけさせないように工夫配慮しながら
本人の適性を分析して良いところを最大限活かし
チーム力を身につけ最高のパフォーマンスを引き出す為に
心底納得させる常日頃の接触方法を通じた
監督やコーチ陣の不断の努力が稔ってきている
からだろうと私には思える。
来年以降もさらに楽しみな「箱根駅伝」である。

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2021年7月27日
‘史上最悪の社会情勢の中のオリンピックで
日本選手達の素晴らしいパフォーマンスに感動!そして浮れ過ぎに警戒!’


コロナ禍の中で感染症の拡大懸念を内包させながらも、今のところ
概ね注意深く、控えめに開催され始めたオリンピックが、
長い年月、限界ギリギリまで身体と精神を鍛え上げ磨き続けてきた
選手達の見事なパフォーマンスを次々メディアで眼にする
ことが増え多くの日本国民達に夢と元気を与え、未来志向を
前向きにさせる精神構造を芽生えさせ始めている。
一部の政治家や金の亡者達が、オリンピックを「餌と好機」と考えて
有利な政治的展開や金儲けを企てるおどろおどろしい醜い姿を
今大会直前まで見せつけられほとほと嫌気が指していた日本国民達は、
「暗雲の中に希望の光明」をしばし貰っている。
始まったばかりのオリンピックで、ベテランから初出場の選手まで
かつて無い程の活躍でメダルラッシュ状態を見せつけられると
この状況下で選手達が「最高のパフォーマンスを示せるのか?」と、
大会前に疑問を感じていた私の考えは間違だったと知った。
強健な身体と強靭な意志力を持つ選手達は、どんな状況下でも自身の
最高の姿を表現する事に緊張はあっても矛盾も躊躇も無いのだ。
オリンピックは、通常の世界大会とは断然異なる
世界空間なのだ。
今大会で初めて採用されたスケートボードなどの
競技で10代を始めとする若い世代の選手達の活躍振りは
目を見張るものがある。
これまで上野や山田中心の米国と並ぶ強いチームを作り上げて来た
ソフトボールでも後藤という20歳のスゴイ選手が登場し
又卓球の混合ダブルスでは、(水谷・伊藤美誠ペア ちなみ幼少期の伊藤に母親が
彼女が寝ている耳元で「中国選手に勝てるのは貴方だけ、、」と囁やいて
潜在意識に吹き込んだというエピソードをかつてある番組で
観た事があるが、、) 遂に念願を実現したのだ。
サッカーでは久保、堂安他若手の活躍で優勝候補のメキシコを
的確な距離感と早いパスワーク、チャンスでのシュートにためらわず
執拗なガードに徹し相手の攻撃を阻止し見事に下し、決勝トーナメントへ順調に
駒を進め念願の金へ挑戦しようとしている。
さらに日本のお家芸と言われる体操男子でも名選手内村航平に代わる
初出場の若い選手達が、大きなミスなく将来への大躍進を予感させる活躍で
金にもう一歩の銀メダルを獲得した、
又3×3バスケット(かつてバスケットに夢中でオリンピックに出たいと
子供の頃より夢見た私個人としては、身長の高い選手が断然有利な
本来のバスケットと異なる、この10分間限定の持続的なスタミナ力と
2点を取るシュート力、カットインの巧さなど身長の高さの
優劣に関わらず運動能力こそが勝負となる斬新な競技を
今回初めてじっくり観て非常に興味深く興奮した。)
この他新種目や、これまで世界の強豪国の選手達から
劣勢を余儀なくされていた競技でも今回大躍進を遂げている。
更に申せば、日本発祥の武道の一つである柔道でも若い世代の台頭が
「金」を続々産んでいる。
一方で大野将平のように世界で並ぶもの無しと思われて来た選手でも
オリンピック2連覇するのに準決勝、決勝とかなり苦戦した。
今や世界の150カ国以上で柔道家がいる現状、世界の日本との距離は
どんどん縮まっている。試合後に「今後も自身との戦いでそれに勝つ」
ことを明言した大野の言葉は重い。
押し並べて試合後インタビューで選手達が皆一様に「今大会が
開催されるまで悩み挫けそうになりながらも、多くの支援者達に
支えられて今日のパフォーマンスが出来た事に感謝すると述べ、同時に
このコロナ禍で苦しめられている人々やその陰で感染を抑止する為に
日夜貢献する医療関係者達そして子供達に勇気と元気を少しでも
与えられることを本望としている旨の発言している。
ただ勝利した事に酔いしれているだけでないことを我々も
肝に銘じておきたい!
こうして見てくると選手達を鼓舞したり
集中力を高めるのに人々の支援は非常に
大きいことは確かであるが、まじかな観戦者の数が必ずしも
左右するとは、言い切れない感じがする。
将来の観戦の有り様に向けて
今回のオリンピックは競技場の観覧席の席数や、
会場の設計並びに映像技術などを駆使し、応援方法を革新的な
方向へ進ませる契機になるに違いない!
この後8月8日まで「オリンピック」は開催され、更に続いて8月24日から
9月5日まで「パラリンピック」が行われ
続々と日本選手達の活躍を見る事になるだろう!
がしかし、見る側の我々は、「日本の選手達の活躍を良い事」に
調子づいて、軽々しく「皆んなで楽しまないと面白く無い」とかの
もっともらしい理由をつけて
外出し皆で集まって大騒ぎする事だけは、断固慎まねばならない事は
賢い日本国民達は既に重々気がついている筈だ!と思いたい!

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2021年5月30日

”球界を賑わす大物ルーキー・佐藤輝晃に注目”
今年の野球界は、人々が心身ともに疲弊しているこのコロナ禍の中で
少なくとも日本人には、毎日の試合が楽しみでワクワクさせて憂鬱な気分を
一掃させてくれるふたりの選手がいる。一人は、言わずもがなではあるが、
米国大リーグで大活躍中の今や、米国の野球ファン達の心をも掴み始めたエンジェルスの
「大谷翔平」もうひとりは、阪神のルーキー「佐藤輝晃」である。
しかし、昨日の交流戦「西武」との対決で「佐藤輝晃」が、
まさかの3本のホームランを放つとは、私も度肝を抜かされた。
巨人のあの「長嶋」以来なんと59年振りの大物ルーキーの登場に球界関係者は、
色めきだっている。
我が愛する巨人の4番打者「岡本和真」が、昨日だけは小兵に見えた。
大体において、投手のマウンドからホームベースまでの18.44mしかない距離で、
140km/hを超える投球スピードの球を投手から投げられてバットに
当てること自体プロの選手といえども至難の技なのである。
バットに球を当てるには、上半身と下半身のタイミングを上手く調整させる事、
バッティングスピードをより速くする事、
そしてれた動体視力を持っていることなどなどが条件だからだ。
画面で見る限り、佐藤選手は動体視力も、
バッティングスピードも通常のの選手とは比べものにならないほど
優れて(計測した訳で無いので確かなことは、申せないが、、)いるように見える。
概ね上半身のコントールが特に優れていてボールが高く上がるようにコンパクトに当ててる。
球界の優れた名投手達も今後対戦する時には、
投球方法に緻密な「佐藤対策」をしない限りこの新人にキリキリ舞させられる羽目になりそうだ。
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2021年2月28日
一年遅い!素晴らしい記録!に拍手!
 
これまで期待されながら、一昨年のMGC、昨年の五輪最終選考会
である琵琶湖毎日マラソン大会でも、もう一つ振るわなかった、
鈴木健吾が本日、歴史あるびわ湖毎日マラソンの最後の大会で、
遂に日本中のマラソンファン達の度肝を抜く好記録で優勝した。
それも、大迫選手の持つ日本記録を30秒以上縮める4分台の日本人初の新記録である。
拍手拍手!一年早ければ、君が五輪代表に選出されていたところであつたが、
残念ながら遅かった!又、日本実業団陸連には、既に大迫選手たちをはじめ
他の選手達に1億円を超える金額が拠出されてしまっているので、
手元に800万円の残額しかないようで1億円の賞金は、
日本新記録を打ち立てたにもかかわらず今回は手に出来ないようだ。
このコロナ禍でも、大利益を上げている企業辺りから、
特別褒賞金を申し出てくれるところがないものだろうか?とも思ったりもする。
それはそれとして、人間には、人生、同様な結果を出しても、
時の女神の差配により「運、不運」が別れることがある。
然るに、鈴木選手は、今、レース後のコメントを見ていていても、
落ち込んだり悔やんだりしていないとは、思うのだが、君の名前は、
今日で完全に日本国中で知られることになったのだ。
今後他の日本人選手達は、君が一番の目標になる。
出来れば、精進して、キプチョゲの持つ世界記録を突破して欲しい!
君の前途は、今日から大きく変化する。
今後多くの日本の企業やマスコミからの思わぬ出演依頼や広告収入などで、
多額の金額を手にすることになるかもしれない!
今日の勝利を、冷静に分析して、惑わされずに今まで通り
謙虚に鍛錬を続けて欲しい!、、と私は思うだけだ。

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